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【佐野稔のフィギュアスケート4回転トーク 2014~15ヴァージョン(8)】努力の宮原、伸び盛りの本郷、伊藤みどりが重なる樋口~2014全日本選手権を振り返って<第2回>
●構成変更と練習量で、宮原が全日本初優勝 SP(ショート・プログラム)2位から逆転優勝した宮原知子のフリーの演技は、グラリとも揺るがない立派な内容でした。最終グループの最終滑走者、首位との得点差、世界選手権の出場権…。さまざまな重圧の掛かる状況で、すべての要素をキッチリと決めていた。 -
【佐野稔のフィギュアスケート4回転トーク 2014~15ヴァージョン(7)】王者・羽生のライバルに、新星・宇野が名乗りをあげる~2014全日本選手権を振り返って<第1回>
●細部に宿る羽生結弦の強さ 男子については、4回転ジャンプでのミスが相次ぐ形になった全日本選手権でしたが、そのなかで合計「286.86点」と、ひとり別格の点数を出した羽生が、見事3連覇を達成しました。羽生にしてもフリー冒頭の4回転サルコゥで転倒はしたのですが、