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新国立競技場問題が白紙に 猪瀬直樹前都知事「もっと早く決断すべきだった」

安倍総理は17日、総理官邸で会見し、新国立競技場の建設計画を白紙に戻すと発表した。

 

安倍総理は「ゼロベースで新しい計画を作り直す決断をした」と述べ、これによりラグビーW杯には間に合わないことが確実となった。

 

これに対し、東京都の舛添知事はブログで「文科省は、無能力・無責任で、これが失敗の最大の原因である」と述べ、関係閣僚からなる新たな機関を作るべきだと提言した上で、有識者会議については「このような官僚好みの諮問会議利用型の政策決定は、もう時代遅れである」と批判した。

 

一方、前東京都知事の猪瀬直樹氏は18日にMXテレビ「淳と隆の週刊リテラシー」に出演し、「招致活動のときは各省庁が情報を共有してチーム日本でやっていたが、新国立競技場では縦割りになっていった。官邸としてもっと早く決断すべきだった」と述べた。

 

〈写真:総理官邸ホームページより〉