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新国立競技場問題でJSCが東京都との合意ないままゼネコンと工事契約か

建設計画をめぐり迷走を続けている新国立競技場ですが、日本スポーツ振興センター(JSC)は、建設費用の一部負担を求めている東京都との負担額の合意を先送りにし、ゼネコン業者との工事契約を結ぶ方針を固めたと今日の産經新聞朝刊が1面で報じている。

 

JSCはノーボーダーの取材に対し、「報道された内容は決定事項ではない。契約については検討中だ」とし、「現時点では10月の着工に向けて準備を進めている」とコメントしている。

 

一方、昨日の東京都議会では代表質問が行われ、各会派が舛添知事に新国立競技場の建設費用負担に関する質問をしたが、舛添知事は下村文科大臣がしっかりと情報公開を行うことが先決だとの考えを強調した。

 

〈写真:日本スポーツ振興センターホームページより〉