ブラッター会長が突然の辞意表明「サッカー界全体からの信任得られず」
国際サッカー連盟=FIFAのブラッター会長が2日、スイスのチューリッヒにある本部で緊急の会見を行い、辞意を表明した。
FIFAに対しては多額の賄賂の受け渡しがあったとして、アメリカの司法当局が副会長ら幹部を起訴され、大きなスキャンダルに発展していた。
ブラッター氏は4日前に会長選に勝ち、5選を果たしたばかりだったが、「FIFAのメンバーから再任されたが、サッカー界全体から信任を得たとは感じられなかった」と辞任の理由を述べ、「FIFAは抜本的な改革が必要だ」と語った。
なお、ブラッター氏は後任が決まるまでは会長を続けるとしている。
〈写真:FIFA公式サイトより〉