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東大野球部94連敗でストップ 茂木健一郎氏は東大入試の画一性に異議

東京六大学野球でリーグ戦94連敗中だった東京大学は23日の法政大学との試合で延長戦の末、6−4で勝ち、平成22年10月に早稲田大学に勝って以来の勝利を挙げた。

 

東大は8回に2点差を追いつくと、延長10回に2点を奪い、部員たちにとっては入部以来初めてのリーグ戦勝利となった。

 

東大OBで脳科学者の茂木健一郎さんはFacebookで、東大が連敗を重ねた原因は突き詰めれば画一的な入試制度にあるとして、「入試を多様化し、結果として東大野球部が94連敗しないような大学のあり方が好ましいと考えている。もっとも、そのような改革が行われる可能性は日本の現状を考えれば低いだろう」と日本の大学の問題点を提議している。

 

〈写真:東京六大学野球連盟ホームページより〉