舛添都知事が新国立競技場問題で「誰も責任を取らない」と強く批判
新国立競技場の建設計画変更を受けて、東京都の舛添要一知事は19日、ウェブメディア「現代ビジネス」に「誰が最終的に責任を持つのか!?」と題した記事を寄稿した。
【舛添都知事日記】新国立競技場の建設について、誰が最終的に責任を持つのか!?
舛添知事は「建設費や工期などについて、国民に十分な説明はなされておらず、責任の主体も明確ではない」とした上で、「情報公開もなされていなければ議論のしようもない」と述べている。
また19日の会見では「私も屋根がない形で2020年を迎えるというのは初めて公式に聞いた」とした上で、「仮に集中豪雨的な大雨が降ったときにどうするのか」と改めて疑問を呈した。
また、こうした事態に陥ったことについて、「誰も責任を取らない体制だ」と批判し、「責任ある方々がきちんと検証すべきだ」と述べるとともに、「非常に危機感を持っている」と懸念を表明している。
〈写真:東京都〉