下村文科大臣「スポーツ庁長官は我が国のスポーツ行政の顔となる人物」
下村博文文部科学大臣は8日の会見でスポーツ庁の設置の目的について、「国民生活における多面にわたるスポーツの役割をいっそう高め、スポーツを通じて社会を発展させていくため、関係省庁の司令塔的な機能を果たし、スポーツ行政をリードすること」だと述べた。
また、注目されるスポーツ庁初代長官については、「スポーツ施策の総合的な推進をリードできることや、我が国のスポーツ行政の顔として外国政府の高官等との間でハイレベルな調整や交流を行い、国際的なプレゼンスを高めることなどが期待される」と述べ、「今後そうした役割に相応しいスポーツに精通し、またリーダーシップとガバナンス能力を備えた人を民間人も含めた幅広い層から慎重に選んでいく」と語った。
共同通信は長官候補として日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏やロサンゼルス五輪柔道金メダリストの山下泰裕氏らの名前が浮上していると報じてる。
〈写真:下村博文文部科学大臣5月8日会見より〉