下村文科大臣が東京五輪のゴルフ会場変更には消極的な考え示す
今日の参議院文教科学委員会で、オプエドにも出演した次世代の党の松沢成文議員が東京オリンピックでのゴルフ競技会場について、下村博文文部科学大臣に質問した。
松沢議員は、「これからでも会場変更は不可能ではない」として、中立的な立場で改革提案をしている日本ゴルフ改革会議の報告で、会場のコースや五輪後のレガシーなど多くの観点から東京・江東区の若洲の方が会場に相応しいと評価していることを伝え、再検討を促した。
これに対し下村大臣は、「私はゴルフ改革会議というのを存じ上げていない」とした上で、「若洲は場所はいいけど、いざやるとなると物理的に難しいという声が多い」と述べた。
松沢議員は「舛添知事や森(喜朗)組織委員長にも伝えたところ、再検討の必要性を認識していた」と訴えたが、下村大臣は「舛添知事からも森委員長からもそういう話は聞いたことはない」と述べ、再検討には消極的な姿勢を示した。
〈写真:松沢成文議員ホームページより〉