やっぱり強かった「マオリ」「帝京」
マオリオールブラックス戦がテレビ観戦しかできませんでしたので、2日、大学ラグビーの早稲田対帝京戦は秩父宮で見てきました。
マオリオールブラックス、帝京とも、やっぱり強かったというほかありませんが、私なりに二つの試合の共通点と違いを感じました。
まず共通点は、マオリ、帝京のどちらも、ブレークダウンにおける反応の速さが際立っていたこと。タックルしたあとのジャッカル(相手ボールを奪う)や2番手、3番手のタックラーのフォローが素早く、ジャパンと早稲田は圧倒されてしまいました。で、日本代表とマオリ戦は21対61、早大と帝京は11対55と大差がついてしまいました。
反面、違いもありました。
ジャパンはたしかに大差で負けたけど、エディーの言うように、パスでつなぐ攻撃ラグビーを随所に見せた。世界ランクでいえば、5位くらいの実力があるといわれているマオリに対し、スクラムやモールでは優位に戦っていた場面もみられました。こんなことは初めてでしょう。
その点、わが東筑OBの大峯主将率いる早稲田は物足りなかったといわざるをえません。まだ大学選手権もある。
頑張れ、大峯組。
(森功)<t>
PHOTO by Patriarca12 (投稿者自身による作品) [CC-BY-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/3.0)], via Wikimedia Commons