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パラ柔道、パリからロサンゼルスへ新ルールで始動

"パラリンピック競技のパラ柔道は、視覚障害者を対象とし、「互いに組んでから試合を始める」ことが特徴です。来年のパリ2024大会には、日本から6選手が出場予定で、これまでに計4個(金2、銀1、銅1)のメダルを獲得しています。特に男子73㎏級の瀬戸勇次郎選手は、日本男子として12年ぶりに金メダルを手にしました。

東京2020大会からパリ大会に向けては大きなルール変更があり、体重階級の再編成が実施され、男子は7階級から4階級、女子は6階級から4階級へと減少しました。これにより多くの選手は肉体改造を強いられ、特に瀬戸選手は急ピッチでの準備を行いましたが、見事に金メダルを獲得し、「勝てない時期もあったが、最後に自分が望んだ金メダルに届いて良かった」と振り返っています。

女子57㎏級の廣瀬順子選手は金メダルを獲得し、半谷静香選手は48㎏級で銀メダルを手にしました。小川和紗選手は銅メダルを獲得し、「次はロサンゼルス大会を目指したい」と意気込みを語っています。パラ柔道選手たちの挑戦と成長は続き、今後も注目されることでしょう。"