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ウ軍、ロシア西部で大規模戦闘 北朝鮮兵の関与も

"ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、ロシア西部クルスク州で約5万人におよぶロシア軍との激しい戦闘が行われていることを発表しました。アメリカの一部報道によると、この攻勢にはロシア軍と共に北朝鮮兵も含まれている可能性があるとされ、今後の戦局に注目が集まっています。

ゼレンスキー大統領はビデオ声明で、「ウクライナ軍はロシア西部に進行している敵軍の攻撃を阻止している」と述べました。アメリカのメディアによれば、ロシア軍はクルスク州に5万人の兵士を結集し、大規模な攻撃作戦を開始したと伝えられています。また、北朝鮮の兵士が参加しているとの報道もあり、緊張が一層高まっています。

さらに、ロシア軍はウクライナ南部のザポリージャ州でも兵力を増強し、複数の前線で同時に攻勢を強めているとされています。このような動きは、ウクライナにとって戦況を厳しいものにする可能性があります。

クルスク州を巡っては、プーチン大統領も「敵を掃討する時が来た」と述べ、奪還に向けた作戦の加速を指示しており、ロシアは停戦交渉の前に自国の優位性を強化したい意向が見え隠れしています。また、東部ドネツク州ではロシア軍がウクライナの防衛線に対し攻勢をかけ、精鋭部隊が配置された防衛拠点が危機的状況にあると報告されています。

ウクライナとロシアの戦闘は、激戦地のドネツク州や南部地域へも影響を及ぼし、戦況が複雑化していることが伺えます。"