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問題山積のアジア大会閉幕 競泳・萩野がMVP

 韓国・仁川で開催されていたアジア大会が4日、最終日を迎え、16日間にわたった大会に幕を下ろした。

 

 日本の金メダルは47個で、中国の151個、韓国の79個に次ぐ3位。最優秀選手には、男子競泳で4冠を達成した東洋大学の萩野公介選手が選出された。

 

 一方、今大会は観客数の少なさが目立ち、女子サッカーの試合ではほとんど観客のいない試合が多く見られたほか、4日の韓国・朝鮮日報は「陸上では6万人が入るスタジアムに半分以上、観客が入ったことはない」とも報じている。

 

 運営の不手際も多く、選手村の建物では、エレベーターの故障により男子サッカー日本代表が宿泊していた22階まで階段で往復することを余儀なくされるなど、選手たちからも多くの不満が漏れてきた。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真:YOUTUBEより