競泳・富田が窃盗で選手団を追放【アジア競技大会】
韓国・仁川で開催中のアジア競技大会に出場していた、男子競泳・富田尚弥選手が韓国メディアのカメラを盗んだ疑いで、地元警察から事情聴取を受け、本人が容疑を認めたことが明らかになった。
これを受けて、日本選手団は重大な規律違反を犯したとして、富田選手を追放している。
競泳日本代表チームは27日、競技日程を終えて帰国し、上野広治競泳委員長と平井伯昌監督が記者会見を行い、この件について謝罪した。
上野委員長は「今後このような不祥事が二度と起きぬよう、競技力向上のみならず、人間力の向上を強化して参ります」と声明を発表している。
競泳チームは今大会、金12個など計45個のメダルを獲得する活躍をみせたが、この不祥事により大きく水を差された形となった。
(DAILY NOBORDER編集部)
写真:小崎仁久