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日本野球史上最長!延長50回の死闘

 第59回全国軟式高校野球選手権の準決勝、岐阜の中京高校と広島の崇徳高校の対戦は、28日プレーボールとなったが、両校無得点のまま延長15回を終え、翌日に続きが行われたが、両者ともに得点を奪えず、結局3日間計45イニング無得点のまま、31日に延長46回から試合が再開された。

 

 勝負は延長50回に中京高校がついに均衡を破り、3点を先制しそのまま勝ち、中京高校・松井投手、崇徳高校・石岡投手がともに4日間で計50イニング全てを投げ抜いた死闘に決着がついた。

 

 勝った中京高校は同日、神奈川の三浦学苑高校との決勝戦を行い、2対0で勝利し優勝した。

 

 中京高校の松井投手は、この試合でも4回途中からリリーフで登板して無失点に封じ、準決勝からの4日間で786球を投げた力投が報われた。

 

(DAILY NOBORDER編集部)

写真: Wikimedia Commonsより