パリへ、グランドフィニッシュ【Le Tour de France 2014】
和田やずかカメラマンの【ツール・ド・フランス2014フォトレポート】23日目(最終日)。
第21ステージは、エヴリー=>パリ・シャンゼリゼまでの137.5km。例年通り最後はシャンゼリゼ大通りでグランドフィニシュを迎える。昨年の100回大会で採用された凱旋門の周りを回り、ルーブルの前を走る周回コースが今年もラスト・ステージに組み込まれた。
シャンゼリゼ大通りが交通規制されるのは、7月14日のパリ祭とツールの最終ステージの2日。この日も多くの観客が沿道に詰めかけ、3週間にわたる選手の健闘を称えた。上空にもフランス空軍の編隊飛行がツール一行164選手の凱旋を出迎えていた。(写真上)
エトワール凱旋門とルーブルを往復する周回コースは、沿道の観客のみならず、TV視聴者も魅了した。
ゴールプリントに向けて各チーム位置取りに動く。シャンゼリゼのゴールは、スプリンターの一番の見せどころだ。
ステージ優勝(区間賞)は、マルセル・キッテル(独/GIANT-SHIMANO)。今大会総合優勝のニバリと並んで4勝をあげた。
ゴール後、チームメイトと優勝をわかちあうヴィンチェンツォ・ニバリ(伊/ASTANA)。個人総合優勝と言っても、チームのアシスト無くしては勝てないのが自転車レース。それぞれの仕事をこなしチーム一丸で獲得したマイヨジョーヌともいえる。
第101回ツール・ド・フランス 各賞
[gallery columns="1" ids="25376,25372,25373,25374,25378,25377,25375,25371"]
なお、日本人で唯一出場していた新城幸也(石垣/EUROPCAR)は、チーム内でのアシストとしての役割を果たし、5度目のツールを個人総合65位でフィニッシュした。
また、来年。
以上、現場から和田やずかでした。