敢闘賞はサイモン・クラーク【Le Tour de France 2014】
和田やずかカメラマンの【ツール・ド・フランス2014フォトレポート】13日目。
第12ステージは、ブールカンブレス=>サンテティエンヌまでの185.5km。前半はのどかな小麦畑をなど平坦だが、中盤から4級の山岳ポイントが2つ、3級が2つある中級山岳コースのレイアウト。
この日は先週と打って変わって快晴。しかも気温が30度を越え、無風という気象条件だった。
このステージの敢闘賞を獲得したのは、サイモン・クラーク(豪/ORICA GreenEDGE)(写真上)。積極的な走りが認められた。
小麦畑に陽炎が立つ一日。
集団の前方で、チームメイトに守られながら走るマイヨ・ジョーヌのヴィンチェンツォ・ニバリ(伊/ASTANA)。
レース中、沿道に待機するチームスタッフから補給食が手渡される。コースの難易度や気温・天候によっては、補給食を受け取れないとそれこそ命取りになる場合もある。選手とスタッフで交わされる緊張の一瞬。また、他のチームの選手との衝突も避けなければいけない。ここでも阿吽の呼吸が必要だ。
第12ステージは、アレクサンドル・クリツォフ(ノルウェー/KATUSHA)が区間賞を獲得。ペテル・サガン(スロバキア/CANNONDALE)は一車身及ばなかった。
(和田やずか)