ガロパン再び!【Le Tour de France 2014】
和田やずかカメラマンの【ツール・ド・フランス2014フォトレポート】12日目。
第11ステージは、ブザンソン=>オヨナまでの187.5km。終盤に3級の山岳ポイントが3つ、4級が1つある中級山岳コースのレイアウトになっている。
休息日明けのステージとしては、細かいアップダウンが繰り返しあり、英気を養った選手が逃げを打つタイミングは豊富にある。
実際、ステージ序盤はアタック合戦となった。(写真上)
キャノンデールとアスタナが集団を支配。
素晴らしいタイミングで逃げ切ったトニー・ガロパン(仏/Lotto-Belisol)。ラスト5kmに賭けた作戦が功を奏した。
ゴール後、報道陣にもみくちゃにされながら、うれしさをかみしめるガロパン。
今日のステージの足きり時間ぎりぎりに戻ってきたアンドルー・タランスキー(米/GARMIN-SHARP)。
ステージ難易度とステージ1位選手の平均スピードによって、各ステージの制限タイムが決められる。制限タイム内にゴールできなかった選手は、いわゆる足切り処分を受け、翌日のステージに出走することはできない。
ただし、レースの展開や落車などの事故によるものは考慮され、救済される場合もある。
(和田やずか)