上級山岳ステージにアタック!【Le Tour de France 2014】
和田やずかカメラマンの【ツール・ド・フランス2014フォトレポート】10日目。
第10ステージは、ミュルーズ=>~ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユまでの161.5km。短いコースながら3級の山岳ポイントが1つ、2級が2つ、1級を4つ含み、フィニッシュまでの5.9kmは平均勾配8.5%の上級山岳ステージ。7つの峠が勝者と敗者を振り分けることになりそうだ。
昨日の第9ステージで、区間賞(ステージ優勝)とマイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ(山岳賞)を獲得したトニー・マルティン(英/Omega Pharma-Quick Step)。残り20km地点で力尽き、蛇行しながらフィニッシュを目指す。(写真上)
フランス・チャンピオン・ジャージを身にまとい、スタート前にファンサービスするアルノー・デマール(仏/FDJ.fr)。
憧れの新城幸也(石垣/EUROPCAR)と対面した女性ファン。ほほを赤らめサインを貰う。スタート前の微笑ましいひととき。
マイヨ・ブラン(新人賞)のミハウ・クフィアトコフスキー(ポーランド/Omega Pharma-Quick Step)は積極的な走りを見せたが、ロマン・バルデ(仏/AG2R LA MONDIALE)に逆点されてしまった。
鉄壁のアシスト陣に守られるヴィンチェンツォ・ニバリ(伊/ASTANA)。
最大のライバル、アルベルト・コンタドール(スペイン/INKOFF-SAXO)が途中棄権したため、余裕か。
このステージ終了後、ニバリは再びマイヨ・ジョーヌ(個人総合首位)に袖を通した。
(和田やずか)