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234.5kmのレースは、タイヤ差で決着【Le Tour de France 2014】

 和田やずかカメラマンの【ツール・ド・フランス2014フォトレポート】7日目。

 

 第7ステージは、エペルネ=>ナンシーまでの234.5km。今大会2番めに長いステージ。しかも最後には4級の山岳ポイントが2つあり、各チームのスプリンターたちがどう攻略するかが見ものとなる。まずは6人の選手の逃げから始まった。(上記写真)

 

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 どんよりとした曇り空は、火曜日まで続くとの予報。

 

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 マイヨ・ヴェール(ポイント賞/緑のジャージ)、マイヨ・ブラン(25歳以下の新人賞/白のジャージ)独り占めのペテル・サガン(スロバキア)にマイヨジョーヌ(個人総合首位/黄のジャージ)を着せるため必勝態勢で挑むキャノンデールチーム。

 すぐ後方には、マイヨ・ジョーヌのヴィンチェンツォ・ニバリ(伊/ASTANA)の姿が見える。

 

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 そのニバリはお食事中。

 レース中は、自転車に乗りながら補給食や水分を補給する。コースのいくつかのポイントで、チームのサポートメンバーやチームカーから手渡される。補給ポイントではアシストの選手がサコッシュに入った食料などを受け取り、チーム員に配布する姿も見られる(もちろんレースは進行したままで)。逃げの集団の中では、他チームのメンバーでも利害関係が一致する場合、おすそ分けされることもある。

 

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 きょうもゴール手前150mで落車発生。

 

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 サガンが勝ったように見えたゴールスプリントだったが、写真判定の結果、マッティーオ・トレンティン(伊/OMEGA PHARMA)がタイヤ差で勝った。

 

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  相次ぐ落車から負傷した別のチームの選手の背中を押してゴール。時としてツールには、チームの垣根を越えた、助け合いが必要だ。

 

(和田やずか)