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日本の「サッカー文化」は本物

 スポーツ界はサッカー界を見習うべしとの提言です。
 
 15日、サッカーW杯でコートジボワールとの初戦を落とした日本。しかし、敗戦直後も渋谷駅周辺では、サッカーファンがごった返し、大盛り上がりをみせていました。
 
 しかし、Jリーグ発足以前は、W杯は話題にもならず、野球はもちろんラグビーにすら人気で圧倒されていたと、スポーツジャーナリズムの玉木正之氏がデイリーノーボーダー6月15日の記事で伝えています。
 
 Jリーグ誕生以後はサッカー人気が急速に高まり、W杯初出場や日韓W杯共催などを経て、日本サッカーはあらゆる点で「世界レベル」と肩を並べるまでに成長しました。
 
 いまやJリーグのチームは36都道府県で51ものクラブが活動するようになるなど、日本の「サッカー文化」は本物と言えそうです。玉木氏は、日本の野球界やラグビー界は多くの組織に分かれるのではなく、サッカー界のように競技全体の発展を目指す組織づくりをすべきだとし、これだけの発展を日本のサッカー界は、わずか20年でやってのけたのだから、他のスポーツ界はおおいに見習う点がある、と指摘しています。
 
(オプエド編集部)
PHOTO by Jack French from San Francisco, USA (Soccer (OK, Football) in downtown Tokyo) [CC-BY-2.0 (http://creativecommons.org/licenses/by/2.0)], via Wikimedia Commons
https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3ATokyo_rooftop_football.jpg