「大学ラグビー」明暗分けた筑波大と同志社大(森功)
本日、東京の秩父宮と大阪の花園という東西の名門ラグビー競技場でおもしろい大学の対戦がありました。秩父宮で筑波対帝京、花園で天理対同志社という顔合わせ。筑波が帝京を下して関東対抗戦で初めて優勝し、同社社は天理に敗れて2勝5敗となり、大学選手権の出場を逃してしまいました。
とりわけ惜しかったのは同志社です。同志社は勝つか引き分ければ大学選手権に出場できるはず。で、後半ロスタイムまで、27対25、と2点差で勝っていました。そしてロスタイム3分の残り10秒というこころで、同志社ボールのラインアウト。キャッチすれば試合終了……。同志社が逃げ切ると誰もが思った、その瞬間、ボールがポロリと天理へ、そこからトライを許してしまいました。勝負のアヤとはまさにこのことです。
【ブログ「森功のブログ」より】