大相撲あるある
著者:荒井太郎
出版社:新紀元社
価格:¥1,296
力士は神より力を与えられた特別な存在であり、四股を踏み邪気を祓い、五穀豊穣、無病息災をもたらす。赤ちゃんを抱いて病気を追い払い、皆から拝まれる力士はアスリートであるとともに神事、伝統文化の継承者でもある。その特別な存在「お相撲さん」も普通の若者たち。髷を結い日本の文化を守り伝承するため、稽古に励み制約のある生活を送っているが、その中では吹き出してしまうようなハプニングも。「あるある」を通じ、彼らの悲喜劇を理屈抜きで楽しめる本書。お相撲さんへの愛情が感じられる。