ノーボーダー・スポーツ/記事サムネイル

スポーツ歴史の検証 Vol.1 スポーツ史の偉人の言葉を通し、未来像を探る-オリンピアンかく語りき-

『スポーツ歴史の検証 Vol.1 スポーツ史の偉人の言葉を通し、未来像を探る-オリンピアンかく語りき-』

著者:笹川スポーツ財団

出版社:笹川スポーツ財団

価格:¥2,160

 

 

 証言を集める作業というのは、過去を知り、歴史を知る上で欠かせない。そこで、小野喬(体操)、岡野俊一郎(サッカー)、上村春樹(柔道)、三宅義信(重量挙げ)、田中聰子(水泳)、猪谷千春(スキー)、君原健二(マラソン)、森田淳悟(バレーボール)、鈴木惠一(スピードスケート)、竹田恆和(馬術)、平松純子(フィギュアスケート)、渡辺長武(レスリング)の12人のオリンピアンにロング・インタヴューした記録は、過去の歴史を検証するうえで、たいへん貴重な、一級の資料と言える。インタヴュアーは元NHKアナウンサーの西田善夫氏。かれのスポーツ・アナウンサー経験を踏まえたうえでのインタヴューが、聞き役として見事な話を引き出している。50年前のスポーツの姿を知ることは、50年後のスポーツの姿を考察することにつながる。