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スポーツライフ・データ2012-スポーツライフに関する調査報告書

『スポーツライフ・データ2012-スポーツライフに関する調査報告書』

著者:笹川スポーツ財団

出版社:笹川スポーツ財団

価格:¥3,240

 

 

 2020年に向けスポーツ界もゴールデンセブン(黄金の7年間)に突入すると言われているが、日本のスポーツ界に問題は山積している。スポーツ庁の創設、スポーツ立国戦略においても現状を把握することは重要であるが、スポーツを取り巻く環境の統計的データは少ない。英政府はロンドン五輪を開催することにより、国民の3%である200万人、常時運動する人の約15%増加を目標に掲げた。当然、東京五輪においても意義を語るうえで、同様な目標、また他にも、運動することによる医療費の削減、犯罪率の低下、地域問題の解決などの目標は掲げることになると思う。92年から2年ごとに調査が行われている本報告書や「青少年のスポーツライフ・データ2012」「子どものスポーツライフ・データ2012」で、スポーツ関係者のみならず、スポーツをする人、スポーツを見る人は、日本の現状を把握し理解すべきだろう。