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黒人初の大リーガー—ジャッキー・ロビンソン自伝

『黒人初の大リーガー—ジャッキー・ロビンソン自伝』

著者:ジャッキー ロビンソン 

訳者:宮川毅

出版社:ベースボール・マガジン社

価格:¥2,700

 

 

 黒人リーグでしかプレイできなかった野球選手が大リーグに登場する。保守的なアメリカと進歩的なアメリカがせめぎ合い、様々な事件が起こるなかで、ベースボールというスポーツの変革が社会の変革へとつながる。もっとも、主人公の歩む道はまっすぐではなく、引退後、共和党の政治家を支持して後悔したりもする。とはいえ、スポーツ界の変革が政治や社会に影響を与えるアメリカという国は、日本よりもスポーツ文化の地位が高い、ということだけはいえそうである。