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NBS創設記念!! ツール・ド・フランス2013フォトリポート・第19〜20ステージ(和田やずか)

■第19ステージ(7月19日/金):ブール・ドワザン=>ル・グラン・ボルナン(204.5km)
パリに行くために、走らなければいけない山岳コース。アルプスの名だたる峠が連続する。
ル・グランドン峠の下り坂は細い道が続き、ドライコンディションながら落車し救急車で運ばれた選手もいた。

大雨の最中走るマイヨ・ジョーヌのフルーム(スカイ・プロサイクリング)。最後の峠までマイヨ・ブラン(新人賞)のキンタナ(モビスター)が執拗にマークしていた。

抜群の勝負勘をみせたルイ・コスタ(モビスター)。嬉しい2回目の区間賞を獲得した。


■第20ステージ(7月20日/土):アヌシー=>アヌシー-セノムズ(125km)
翌日にパリへのステージを控え、最後のチャンスをかけてのステージなることは必死である。125kmと比較的短いコースでありながら、たびたび繰り返される峠越えが選手たちをどう揺さぶるのだろうか。
残すところ2ステージ。ツールを惜しむように多くの観客が訪れた。

最後の山岳ステージ。緑豊かなアルプスをツールは走り抜けた。

日々強さを魅せたキンタナ(モビスター)。彼が今年のツールを面白くした。山岳賞ジャージを最後の最後で獲得し、コロンビアにニューヒーローが生まれた。

新星のキンタナ(モビスター)に大きく揺さぶられたフルーム(スカイ・プロサイクリング)。

(文構成:木村好晴)