ノーボーダー・スポーツ/記事サムネイル

「強盗事件」でも冷静だった作新学院(森 功)

先ほど(昨日・19日)栃木代表の作新学院野球部が甲子園ベスト8進出を決め、監督が勝利インタビューを受けていました。作新といえば、大会さなかの昨日、2年生の野球部員が少女に対する強盗容疑で逮捕され、試合の出場を含め先行きが危ぶまれています。辞退すべきかどうかの判断はさておき、勝利インタビューをしたNHKの記者はきちんと「あのような事件がありましたが」と監督に尋ねたのを見て、感心しました。

スポーツ記者といえども、報道の一員である以上、この重大事についての見解を聞くのは当然なのですが、なかなかそれをしないケースが多い。尋ねられた監督も「選手は試合に集中してくれました」と冷静に答え、好感がもてました。つい作新学院を応援したくなってしまいました。

【ブログ「森功のブログ」より】