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「星野恭子のパラスポーツ・ピックアップ」(233) パラスポーツを観に行こう!~9月開催予定の主な大会情報

東京2020パラリンピック開幕まで、あと2年と迫るなか、国内でもパラスポーツの大会がどんどん増えています。9月にも、世界トップクラスの選手も参加するバドミントンの国際大会をはじめ、さまざまな競技の大会が各地で予定されています。主な大会をピックアップしました。どれも入場無料で、気軽に観戦できます。まずは、お近くで開催の競技からでも、ぜひ!

<9月>

■9月1日(土)~2日(日)
【陸上競技】 WPA公認第29回日本パラ陸上競技選手権大会
パラ陸上の日本一を争う大会で、10月6日に開幕するアジアパラ競技大会(ジャカルタ)の代表候補選手たちも集結予定。世界パラ陸上(WPA)公認大会で、記録は世界ランキングにも反映される。香川県で初開催。

会場:高松市屋島陸上競技場 (屋島レクザムフィールド/香川県高松市)*入場無料
参考:https://jaafd.org/events/01-1/20180704-001-3

パラ陸上の日本選手権が香川県で初開催。国内トップ選手の熱いパフォーマンスに期待! (撮影:星野恭子)

■9月2日(日)
【ブラインドサッカー】 東日本リーグ2018 第1節
東日本リーグは茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を主な対象とし、4つある国内地域リーグのうち最大の8チームが参加する。上位3チームには2019年に開催予定のクラブチャンピオンシップへの出場権が与えられる。

会場:若泉運動公園多目的グラウンド(埼玉県本庄市)*入場無料
参考:http://www.b-soccer.jp/c/event?cal_year=2018&cal_month=9

■9月8日(土)~9日(日)
【自転車】 全日本選手権自転車競技大会-パラサイクリング・トラック
障害クラスごとに、パラサイクリング競技トラック種目の日本一を決める戦い。自転車競技の選手権大会と併催される。

会場:伊豆ベロドローム(静岡県伊豆市)*入場無料
参考:全日本選手権自転車競技大会-パラサイクリング・トラック

【車いすバスケットボール】 2018全国ジュニア選抜選抜車いすバスケットボール大会in 愛知
競技人口のすそ野を広げ、強化を目的にした大会。未来の日本代表選手候補たちが躍動する。

会場:スカイホール豊田(愛知県豊田市)*入場無料
参考:https://www.jwbf.gr.jp/

【ゴールボール】 日本選手権男子2次予選会&女子予選会
11月17日~18日に行われる日本選手権への出場権をかけ、男女別に行われる予選会。本戦の出場権を得るチームは?

会場:所沢市民体育館 (埼玉県所沢市)
参考:http://www.jgba.jp/japan_competition.html

■9月8日~13日
【パワーリフティング】 2018ワールドパラパワーリフティングアジア&オセアニアオープン選手権大会
パラパワーリフティングの国際大会としては日本初開催。国際パラリンピック委員会(IPC)が主催する、2020年東京パラリンピック出場権に関わるランキング対象大会。男女10階級に31カ国から230選手以上が参加予定で、世界選手権に次ぐ大きな規模となる見込み。

会場:北九州芸術劇場 (福岡県北九州市)*入場無料
参考:http://jppf.jp/index/page/id/177

■9月9日
【アーチェリー】 JPAF杯(日身ア連杯)トーナメント大会
東京2020パラリンピックでのメダル獲得に向けた国際競技力向上などを目的にした強化大会。パラリンピックでの試合形式に合わせ、予選ラウンド(72射)を経て、上位8人による決勝ラウンドを行う。

会場:埼玉県障害者交流センター(さいたま市)*入場無料
参考:http://nisshinaren.jp/game

■9月16日(日)
【ブラインドサッカー】 東日本リーグ2018 第2節
東日本リーグは茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を主な対象とし、4つある国内地域リーグのうち最大の参加数を誇る。上位3チームには2019年に開催予定のクラブチャンピオンシップへの出場権が与えられる。

会場:帝京科学大学 (東京都足立区)*入場無料
参考:http://www.b-soccer.jp/c/event?cal_year=2018&cal_month=9

■9月17日(日)
【ブラインドサッカー】 西日本リーグ2018 第1節
西日本リーグは、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、福岡県を主な対象地域とし、1府4県からブラインドサッカークラス6チームが参加する。優勝チームには2019年に開催予定のクラブチャンピオンシップへの出場権が与えられる。

会場:中国電力坂スポーツ施設 (広島県安芸郡)*入場無料
参考:http://www.b-soccer.jp/c/event?cal_year=2018&cal_month=9

■9月22日(土)~24日(月・祝)
【水泳】 2018ジャパンパラ水泳競技大会
世界パラ水泳(WPS)公認で、日本国内最高峰の大会。昨年につづき、海外からトップレベルの選手たちも参戦予定!

会場:横浜国際プール(横浜市)*入場無料
参考:http://www.jsad.or.jp/japanpara/

【パラスポーツ】 2018年第7回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・愛知
スペシャルオリンピックス日本(SON)が4年に1度開催しているナショナルゲーム(全国大会)で、各都道府県の地区選手団が参加する。なお、今大会は、2019年にアラブ首長国連邦のアブダビで開催されるスペシャルオリンピックス世界大会(4年に1度開催)への日本選手団選考会も兼ねている。

会場:愛知県内各所 (名古屋市、豊田市、刈谷市、日進市、大治町)
参考:http://son-national-game.spo-sta.com/

■9月23日(日)
【ブラインドサッカー】中日本リーグ2018 第2節
中日本リーグは山梨県、長野県、愛知県の3チームが参加する。優勝チームには2019年に開催予定のクラブチャンピオンシップへの出場権が与えられる、国内地域リーグ大会の一つ。

会場:押原公園(山梨県中巨摩郡)*入場無料
参考:http://www.b-soccer.jp/c/event?cal_year=2018&cal_month=9

■9月26日~30日
【バドミントン】 ヒューリック・ダイハツJAPANパラバドミントン国際大会2018
昨年初めて日本で開かれたバドミントンの国際大会の2回目。バドミントンは2020年の東京パラリンピックから正式採用されることもあり、昨年の大会には6つの障害クラスに、28カ国から175選手が参加し、ハイレベルな戦いが見られた。そんななか、日本チームは16選手がメダルを獲得している。さらなる活躍が期待される。

会場:町田市立総合体育館 (東京都町田市)*入場無料
参考:http://japan-parabadminton-intl.com/2018/

昨年から新設された国際大会。世界トップクラスのハイレベルなパフォーマンスを間近に見るチャンス! 

写真は昨年大会で行われた、車いすクラス混合ダブルス戦の様子 (撮影:星野恭子)

■9月27日(木)~30日(日)
【車いすテニス】 第18回大阪国際車いすトーナメント(OSAKA OPEN)
国際テニス連盟(ITF)公認大会で、トップクラスの選手たちも出場。ジュニア向けのレッスン会も併催。

会場:ITC靱テニスセンター (大阪市西区)
参考:http://www.owta.jp/osakaopen/

■9月29日(土)~30日(日)
【ウィルチェアーラグビー】 第20回 日本選手権大会 予選リーグプレーオフ
12月14日~16日に開催が予定される第20回日本選手権への最後の出場切符を争う大会。ラストチャンスをつかむのは、どのチーム?

会場:福岡市立障がい者スポーツセンター (福岡市)*入場無料
参考:https://jwrf.jp/schedule/

■9月30日(日)
【アーチェリー】 文部科学大臣杯争奪 第47回全国身体障害者アーチェリー選手権大会 フェニックス熊本大会
身体障害者個人の部の各優勝者には文部科学大臣杯が贈られるほか、同団体の部(都道府県対抗)、一般の部なども行われる。

会場:菊陽杉並木公園 特設アーチェリー場 (熊本県菊池郡)*入場無料
参考:http://nisshinaren.jp/game

■9月30日(日) 【ブラインドサッカー】 東日本リーグ2018 第3節
東日本リーグは茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県を主な対象とし、4つある国内地域リーグのうち最大の参加数を誇る。上位3チームには2019年に開催予定のクラブチャンピオンシップへの出場権が与えられる。

会場:慶應義塾大学日吉キャンパス(神奈川県横浜市)*入場無料
参考:http://www.b-soccer.jp/c/event?cal_year=2018&cal_month=9

(文・取材:星野恭子)