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古館 由佳子

古館 由佳子 :ジプシーヴァイオリン

岩手県宮古市出身。
桐朋学園大学音楽学部卒。
大学卒業後、都内各オーケストラの客員演奏、ストリートパフォーマー、レストランでのステージ演奏など多岐にわたる仕事を経験。
ストリートパフォーマーとしてはギターとのduoグループ、「ドゥアス・コルダス」として第一回新宿パーフォーマンスコンテストでグランプリ受賞、
レストランでは、銀座七丁目にある「音楽ビヤプラザライオン」の主要演奏メンバーとして現在も演奏する他、
もう閉店したが、新宿の老舗ホール「ラインゴールド」、銀座コリドー街「アルテリーべ」などでも演奏した。
1996年に来日したラースロー・ベルキ・ジプシーバンドの演奏に触れたことがきっかけで、ジプシー音楽に傾倒し、
1999年にハンガリー・ブダペストにて、ハンガリー最高賞であるコシュート・ラヨシュ賞受賞者のボロシュ・ラヨシュ、ヴァイダ・バルナバーシュにジプシーヴァイオリンを師事した。
2006年、ハンガリー国際ジプシーヴァイオリンコンクールにて、審査員特別賞、レメーニ・エデ協会賞、ハンガリー演奏家・舞踊家協会賞、をそれぞれ授賞。ロマ民族以外で、また、アジアの女性として初めての授賞として、ハンガリー国内外で話題をさらった。その後、マジャールTV, ドゥナTVに出演、特集番組が組まれた。
ヴァイダ・ジプシー・コンサート・オーケストラの共同設立者兼ソリスト。
 2012年と2013年には、ハンガリー国立博物館のコンサートに招聘され、大成功をおさめた。
 これまでに、シャーンタ・フェレンツ、ロビー・ラカトシュ、ラースロー・ベルキ等と共演。
2006年に発売されたジブリ映画音楽CD「宮崎駿の世界~ヴァイオリンとピアノの調べ」は、iTunesで6ヶ月以上売り上げ一位を記録し、その年の年間ベストアルバム第三位に耀き、ポニーキャニオンより編集盤が発売された。
2020年ブダペストにて、ヴァイダ・コンサート・ジプシーオーケストラを旗揚げする。
2014年ロサンゼルスで行われたWCOPA(ワールドチャンピオンシップ・オブ・パフォーミングアーツ)で、6つの部門においてそれぞれ金メダル受賞、加えて五つのカテゴリーにおいてチャンピオンとなる。
2019年ブダペストにおいて日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念コンサートを企画しヴァイダ・コンサート・ジプシーオーケストラと共演。日本からもファンが参加した。
日本国内では日本最大の音楽イベントの一つ、ラフォルジュルネや仙台クラシック音楽フェスティバル通称「せんくら」などに出演し、
いずれの公演もいつも満席になるほどの評価を得ている。
株式会社エスツウより上記のCDのほか『チャールダーシュ』『ベストオブ・ジプシーヴァイオリン』『薔薇色の人生』『アヴェ・マリア』『日本の童謡』など多数発売
 NHK深夜便出演、 NHKクラシック番組にハンガリー語対訳提供。
 宮古市の実家は東日本大震災で被災。

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