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太田 米男

太田 米男 :元大阪芸術大学教授 一般社団法人京都映画芸術文化研究所 おもちゃ映画ミュージアム代表

京都府生まれ。京都の映画全盛期の撮影現場を日常的に見て育ち、高校時代は撮影所でアルバイト(「大魔神」や「座頭市」)を経験。
京都市立芸術大学在学中から脚本家・依田義賢氏に師事し、創設時の大阪芸術大学映像学科へ。
大学のスタッフとして、宮川一夫、森田富士郎カメラマンが参画、実際に映画の現場を知るようにと、
映像京都(大映京都のスタッフで構成)に所属し、勝(新太郎)プロや(市川)崑プロ、大映労組の作品でカメラマン助手を経験する。撮影現場や、フィルム現像などのポストプロの現場を知り、同大学では、16mでの映画製作を指導、「映画撮影」や「日本映画の歴史」などを担当。デジタル化に伴い、フィルム保存の現状もあり、「映画の復元と保存に関するワークショップ」を提唱し、15年間開催。(1昨年リタイヤした。)
2015年、あまりにも酷いサイレント映画の保存(日本映画の残存率5%以下)の状況を知ってもらうために、一般社団法人京都映画芸術文化研究所を設立し、おもちゃ映画ミュージアムを開館した。
今年3月で、大阪芸大をリタイヤ。この機に、歴代の学生映画の上映(FIRST PICTURES SHOW 1971-2020 )を企画した。現在、京都国際映画祭クラシック(サイレント映画)部門の企画・運営を担当。

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