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古田 貴之

古田 貴之 :千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター 所長

1968年、東京都生まれ。1996年、青山学院大学理工学部助手。2000年、博士(工学)取得。2000年、文部科学省所管の(独)科学技術振興機構のロボット開発グループリーダーとして、ヒューマノイドロボットの開発に従事。2003年6月より現職。 2014年2月より学校法人千葉工業大学 常任理事(兼務)、現在に至る。移動ロボットの自動操縦競技会「つくばチャレンジ」では参加団体で唯一、3年連続完走&つくば市長賞受賞。
福島第一原発事故では、唯一、原発建屋全フロア踏破可能な災害対応ロボットを開発・提供。政府の福島原発冷温停止ミッションを遂行・成功させた。変形する車「HallucII(ハルクツー)」、家に生体センサを埋め込んだ自動健康診断システムから災害対応ロボットまで、人々の衣食住のロボット技術による再定義に日や取り組む。

その一方で、東京スカイツリータウン「ソラマチ」8階にて、フロア全てを利用した唯一の常設展示:ロボット体験アトラクションゾーン「スカイツリータウンキャンパス」を総合プロデュースするなどロボット技術の文化への土着活動を推進する。なお同ゾーンは文化庁メディア芸術祭の審査委員特別賞を受賞している。
2012年以降、桐原書店の高校2年生用の英語教科書:「WORLD TREK English Communicaion II」にて、現役大学研究者では初めて、古田の半生が物語として教材に取り入れられる。
2015年4月には未来の乗り物”ILY-A(アイリーエー)”を発表、モビリティを再定義し、新しいライフスタイルを提案した。ILY-Aは、イタリア「ミラノデザインウィーク2015」に出展し世界的に話題になった。ILY-Aは、2015年経産省 Good Design 賞、2016年、ドイツのiF design award賞、受賞。
内閣府・首相官邸の改革2020プロジェクト:「プロジェクト3:先端ロボット技術によるユニバーサル未来社会の実現」を提案し政府の重点施策として推進。同プロジェクトでは、2015年より「ユニバーサル未来社会推進協議会」の副会長を務め、2020年東京オリンピックでのロボット技術応用実装を目指す。

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