ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

プロ野球観客動員数過去最多 球団間格差は拡大

"2024年のプロ野球観客動員数は過去最多を記録しましたが、球団間での格差が浮き彫りになっています。全体で2668万人以上が観戦し、コロナ前の2019年と比べて若干の増加を見せました。特に阪神は観客動員率が98.7%に達し、優勝の影響で熱狂的な支持を集めました。しかし、動員が伸び悩んだのは広島や楽天などの球団で、観客数が少なく、観戦環境にも差が出ていることが問題となっています。

特に広島の観客数は3万人を割り、マツダスタジアムの上段席が空席目立つ日もありました。また、エスコンフィールドHOKKAIDOや甲子園、ソフトバンクのペイペイドームなど、新しい球場は快適性に優れ、新たに改装された球場と共に、観客動員を増やしています。一方、屋外の球場、特に西武のベルーナドームは、夏の猛暑で観客動員が厳しく、屋内のドーム球場と比較すると、観戦環境に大きな差が見られました。

このように、球団間での動員数に差が出る要因として、観客席の快適さや球場の立地、チーム成績などが挙げられます。今後、球団は観客数を増やすために、観戦環境の改善や集客施策を強化する必要があります。"