学生横綱、決勝は初のモンゴル同士、大相撲は明暗
"11月2日に東京・両国国技館で行われた第102回全国学生相撲選手権の個人戦で、モンゴル出身のトワードルジ・ブフチョローン(日体大4年)がアルタンゲレル・デルゲルバト(同1年)を下し、初の学生横綱に輝きました。これにより、学生相撲界においてモンゴル出身同士の対決が注目されることとなりました。
また、11月10日初日を迎える大相撲九州場所(福岡国際センター)では、新大関に大の里が昇進し、3大関体制が実現する見通しです。新入幕にはウクライナ出身の獅司と日体大出身の朝紅龍が名を連ね、特に獅司はウクライナ出身力士として初めての入幕となり、注目を集めています。九州場所ではこれら新たな力士たちの活躍にも期待が寄せられています。
一方、左膝の負傷により3場所連続で休場していた元大関の朝乃山は、九州場所の番付で十両から幕下に転落しました。復帰を果たしたものの、再び関取の地位を失い、今後の巻き返しが期待されています。"