ラミレス氏、日本チーム率い、カリビアンシリーズ初参戦
"元メジャーリーガーのアレックス・ラミレス氏がCEOを務める「JAPAN BREEZE合同会社」が設立され、2025年2月にメキシコで開催される「カリビアンシリーズ」にアジア初の日本チームが参加することが決まりました。この歴史的な試みは、ラテンアメリカの国際野球大会に日本のチームが招聘される初のケースとなります。
ラミレス氏は、同大会に向けた意気込みを記者会見で語り、「カリビアンシリーズで日本を代表できることを光栄に思います」と述べ、選手たちに世界の野球を体験させたいと強調しました。会見には、同社のGMである色川冬馬氏や、カリビアンシリーズの代表フアン・フランシスコ・プエロ・エレーラ氏も出席し、彼らの協力に感謝の意を示しました。
カリビアンシリーズは、メキシコ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコの主要4カ国が運営する大会で、75年の歴史があります。年々観客動員数が増え、2024年の大会では過去最高の34万人を記録しました。ラミレス氏は、将来的には大会で優勝できるチームを築くことを目指していると語っています。
現在、JAPAN BREEZEは選手のスカウティングやチーム編成を進めており、8月中にはメンバーを発表する予定です。また、カリビアンシリーズの試合が日本で視聴できるよう、放映権についても交渉中です。日本チームの活躍が期待される中、ファンの関心も高まっています。"
