関学アメフト部、規律違反の5選手に処分発表
関西学院大学アメリカンフットボール部は、3日に大阪市内で記者会見を行い、カナダ遠征中に重大な規律違反を犯したとして、日本代表活動停止処分を受けた5選手への処分を発表しました。部として、1名の選手を無期限活動停止、1名を今秋のリーグ戦出場停止、残る3名を厳重注意および注意とする処分としました。
大学側は、帰国後の尿検査で5名全員が陰性であることを確認し、大麻成分を含む物質の所持・使用に関する判断を物的証拠がないため留保しました。しかし、1名の選手が日本協会の毛髪検査を拒否し、聞き取り調査でも十分な情報を提供しなかったことから、無期限活動停止としました。残る4名の選手は、順次活動を再開する予定です。
大村和輝監督は「選手たちが正直に話してくれなかったことは、私の指導不足であり、申し訳なく思っています」とコメントしました。関西学院大学は現在リーグ戦で4連勝中で、学生日本一を決める甲子園ボウルを6連覇中の強豪です。
