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パラ車いすマラソン、16年ぶり銅メダル獲得

"パリパラリンピックの最終日、車いすマラソン男子で鈴木朋樹選手が銅メダルを獲得しました。日本選手のこの種目でのメダル獲得は16年ぶりの快挙です。
鈴木選手は1時間31分23秒で3位に入り、個人種目で初のメダルを手にしました。レースでは積極的な展開を見せ、常に上位でレースを進めました。
「過去最高難度」と言われる難コースに苦しみながらも、「逃げない」「諦めない」と自身に言い聞かせ走り抜きました。
東京大会後の約3年間、鈴木選手は新たなコーチのもとでトレーニングを見直し、車いすの開発にも力を入れました。その努力が今回の結果に結びついたと言えます。
鈴木選手は「やっと第一人者だなと思えるようになった」と喜びを語り、4年後のロサンゼルス大会では更に上のメダルを目指す意欲を示しました。
10月20日には東京レガシーハーフマラソンに出場予定で、パラリンピックメダリストの走りを間近で見られる機会となります。"