ノーボーダー・ニューズ/記事サムネイル

パリ五輪、薬物検査で5選手が陽性 国際検査機関が発表

"国際検査機関(ITA)は19日、今年のパリオリンピックにおける薬物検査の結果を発表しました。
大会期間中、全選手の約39%にあたる4770人が検査を受け、そのうち5人が陽性反応を示したことが明らかになりました。この数は前回の東京大会より1人少ないものの、検査実施数は4%増加しています。
陽性反応が出た5人の選手は、柔道男子2名、ボクシング女子1名、陸上男子短距離1名、競泳女子1名で、いずれも非欧米諸国の選手でした。
ITAによると、今大会では大会前に90%の選手が少なくとも1回の検査を受けており、これは過去最高の割合だとのことです。また、検査数が最も多かったのは、米国、フランス、中国、オーストラリアでした。
ITAは今後、大会前および大会期間中に採取された検体の長期保存と再分析を行うとしており、違反者の数が増える可能性もあります。"