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ウクライナ、ロシア選手の挑発行為をIPC に正式抗議

"戦争の影響が、大会の場で出ています。
ウクライナ・パラリンピック委員会のスシケビッチ会長が、パリ・パラリンピックに出場しているロシア選手から自国選手が挑発を受けていると主張し、国際パラリンピック委員会(IPC)に正式に抗議したことが明らかになりました。
スシケビッチ会長によると、ロシア選手が差別的な用語を発したり、不適切な態度でウクライナ選手に接近したりしているとのことです。会長は「非常に不快だ」と批判し、これらの行為がウクライナ選手を動揺させる目的であるとの見方を示しています。
ウクライナは開会前、ロシアとベラルーシの出場禁止を求めていましたが、IPCは条件付きで個人の中立選手(NPA)としての参加を認めました。これに対しスシケビッチ会長は、「侵攻不支持を表明した選手はいない。中立ではなく、出場を認めたのは間違いだった」とIPCの対応を批判しています。
一方、パラスポーツ強豪国として知られるウクライナは、ロシアの侵攻後、障害者スポーツ支援の予算が減額され、厳しい状況に追い込まれているとのことです。"