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ウクライナ情勢、新たな展開

"ロシア軍がウクライナ全土に対して大規模な攻撃を行い、少なくとも7人が死亡、各地で停電が発生しています。ウクライナ空軍によると、首都キーウや南部オデーサなど、ほぼ全土がミサイルやドローンの標的となりました。
シュミハリ首相は、少なくとも15州がエネルギーインフラへの攻撃の影響を受けたと報告。一部の都市では停電が発生し、住民は避難所への退避を求められています。
一方、ウクライナ軍はロシア南西部クルスク州で最大3キロ前進し、2カ所の集落を支配下に置いたとゼレンスキー大統領が発表しました。
この状況下、ゼレンスキー大統領は記者会見で、ロシアとの戦争終結のための新たな計画を明らかにしました。この計画を米国の大統領選候補であるバイデン大統領、ハリス副大統領、トランプ前大統領に提示する意向を示しています。
大統領は、この計画が外交・経済面での追加措置を含み、ロシアに戦争終結を促すものだと強調。また、9月下旬の国連総会出席を希望し、国際社会での議論を求める姿勢を示しました。
さらに、ウクライナ国産の弾道ミサイル初実験の実施も明らかにしました。
一方、ロシア側は和平協議に否定的な姿勢を示しており、両国の対立は依然として深刻な状況が続いています。"