立憲民主党代表選、混戦の様相
"立憲民主党の代表選挙が来月23日に投開票される中、候補者の動きが活発化しています。
当選1回の吉田晴美衆議院議員が立候補を表明し、若手議員らとオンラインで意見交換を行いました。吉田氏は「様々な視点での議論喚起」を訴えており、党内からは若手の挑戦を歓迎する声がある一方、経験不足を懸念する声も上がっています。
枝野幸男前代表も出馬を表明し、国会議員への支持呼びかけを行っています。
一方、現職の泉健太代表は苦戦を強いられています。立候補に必要な推薦人20人の確保に苦心しており、出馬表明が遅れています。その背景には、野田佳彦元総理大臣の出馬意向があります。
野田氏は「中道保守」路線で泉氏と重なる上、党内からは「選挙の顔」として野田氏を推す声も出ています。野田氏は週内にも正式表明する見通しです。
泉氏は4月の衆議院補欠選挙で3戦全勝するなど実績はありますが、重鎮や女性候補の名前も上がる中、再選へのハードルは高くなっています。
代表選は混戦の様相を呈しており、立憲民主党の今後の方向性を左右する重要な選挙となりそうです。"