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IOC会長候補選、日本人が立候補か?

"国際体操連盟会長の渡辺守成さんが、IOC(国際オリンピック委員会)の次期会長選に立候補する方向で調整を進めていることが、複数のメディアで報じられています。実際に立候補すれば、日本人初の候補者となる渡辺氏は、高校時代に体操と出会い、国際体操界のトップにまで上り詰めました。
渡辺氏は年間1カ月程度しか日本におらず、1日4時間の睡眠で世界を飛び回る「サラリーマン委員」として知られています。イオングループでの40年近いキャリアを持ち、現在もイオン新体操クラブ代表の肩書を持って活動しています。
2018年にIOC委員に選ばれた渡辺氏は、「仕事を与えてもらえるなら」と条件をつけて就任。ボクシング競技の立て直しなど重要な任務を任されています。
渡辺氏は現場第一主義を重視し、時代の流れを感じ取る嗅覚を持っているとのことです。アーバンスポーツの台頭など、スポーツ界の潮流変化にも敏感です。また、スポーツを通じた平和への貢献にも熱心で、若者への期待も大きいです。"