灼熱の甲子園、各校の熱中症対策に工夫
"今年の甲子園大会も連日の猛暑で、選手たちの熱中症対策が大きな課題となっています。開会式から最高気温が35度を下回らない日が続き、熱中症アラートが鳴り続ける中、各校はさまざまな対策を講じています。
鶴岡東高校では、こまめな水分補給に加え、塩分摂取や漢方薬の活用など、きめ細かな対応を行っています。創成館高校は練習中にビニールプールを設置し、選手たちに適宜冷却を促しています。
掛川西高校では、選手同士で水分補給を確認し合う仕組みを導入し、脱水症状の予防に努めています。また、神村学園の正林選手は、体脂肪率の管理に注目し、自身の体調管理に取り組んでいます。
高野連も五回終了時に10分間のクーリングタイムを設けるなど対策を講じていますが、グラウンド上の体感温度は更に高くなります。命に関わる可能性もある熱中症と闘いながら、球児たちは懸命に甲子園での戦いに挑んでいます。"