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パリ五輪開会後、"バルコニー落下"の危険性急浮上

先日行われた開会式で、セーヌ川沿いの建物のバルコニーから多くの観客が観覧しましたが、これらのバルコニーが落下する危険性が指摘されています。
パリには築150年を超える古い建物が多く、通常バルコニーの使用人数は2~3人程度と想定されています。しかし、開会式当日は想定を超える人数が利用した可能性があります。
専門家によると、開会式前の検査で「大量のひび割れ」が確認されており、上層階ほど雨風の影響で傷んでいるとのことです。
パリ警視庁は「バルコニーの使用は個人の責任」としていますが、専門家は「落下の危険性が現実味を帯びている」と警鐘を鳴らしています。
パリを訪れる際は、頭上にも注意が必要かもしれません。