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兵庫県知事のパワハラ疑惑、百条委で調査へ

"兵庫県の斎藤元彦知事をめぐる「パワハラ・おねだり体質疑惑」が大きな問題となっています。県議会の調査特別委員会では、亡くなった元県西播磨県民局長が残した音声データの調査資料採用について協議が行われています。
この問題の背景には、県庁内部の勢力分裂があるのではないかと指摘されています。2021年の知事選では、自民党県議団と日本維新の会が斎藤氏を推薦する一方で、一部県議は別の候補を推すという保守分裂選挙となりました。
斎藤知事は46歳と若く、大組織を率いた経験が少ないことも指摕されています。県庁内の勢力が割れる中で、一部の人々に祭り上げられるような空気が、今回の疑惑の遠因となった可能性があります。
専門家からは、斎藤知事自身が百条委員会で事実を話した上で、辞任せざるを得ない局面に来ているのではないかとの見方も示されています。"