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パリ五輪開会式を前に厳戒態勢 - セーヌ川周辺

"パリオリンピックの開会式を1週間後に控え、パリ中心部のセーヌ川周辺が18日から厳戒態勢に入りました。開会式の会場となるこの地域は「対テロ保護区域」として指定され、厳しい通行規制が敷かれています。
この区域に入るには、通行許可証となるQRコードを事前に取得し、入域時に警官に提示する必要があります。規制は住民や通勤者、観光客など全ての人々に適用されます。
開会式では、選手たちがセーヌ川を約6キロメートル船でパレードする予定で、川沿いには最も厳しい規制が設けられています。
この突然の規制に戸惑う観光客や地元住民の姿も見られ、「ロックダウンのよう」「静かになってちょっと変な感じがする」といった声も聞かれます。
一方で、「車のいないパリに憧れていた」「お祭り気分もある」と肯定的な反応も見られます。
この厳重な警備態勢は、テロ対策の一環として26日の開会式まで続く予定です。 "