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露柔道連盟、パリ五輪への選手派遣を拒否

"ロシア柔道連盟は6月28日、2024年パリオリンピックに選手を派遣しないことを発表しました。この決定は、国際オリンピック委員会(IOC)が設定した参加条件を「屈辱的」とし、拒否したことによるものです。
IOCは同日、ロシアとベラルーシの選手に対し、「個人の中立選手(AIN)」としてパリ五輪への出場を許可する追加リストを発表しました。しかし、柔道競技でロシアが承認されたのはわずか4人で、これは同国が獲得していた出場枠を下回る数でした。
ロシア柔道連盟は声明で、「われわれのチームの団結の原則を損ない、ロシア選手の精神を壊すことを目的としたスポーツマンシップに反する選考方法を受け入れない」と強く非難しました。
IOCの決定により、男子100キロ超級の金メダル候補であるイナル・タソエフ選手も出場許可リストから漏れました。この決定は、ウクライナ侵攻に関連して、軍関係者や侵攻を積極的に支持する選手を除外するIOCの方針に基づいています。"