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バイデン氏の撤退論が浮上、民主党議員が要求

"アメリカの次期大統領選挙に向けて、現職のジョー・バイデン大統領の撤退論が新たな局面を迎えています。民主党の現職議員が初めて公にバイデン大統領に選挙戦からの撤退を求める声明を発表しました。
民主党のドゲット下院議員は7月2日、声明を発表し、先週のテレビ討論会でのバイデン氏の発言の詰まりなどを理由に、高齢不安が高まったとして、大統領選からの撤退を求めました。声明では、バイデン氏のこれまでの業績を称えつつも、このままではドナルド・トランプ前大統領に勝利することは難しいとして、「撤退という辛く、困難な決断を下すことを期待している」と述べています。
この動きは、バイデン大統領の高齢に対する不安が党内で広がっていることを示しています。現職の民主党議員が公にバイデン氏の撤退を求めたのは初めてのことで、今後、党内でこうした動きがさらに広がり、撤退圧力が強まる可能性があります。
しかし、バイデン氏はすでに民主党の候補指名をほぼ確実にしており、予備選の有権者から圧倒的な支持を集めています。そのため、仮に撤退した場合、後継候補の選出は複雑な過程となる可能性があります。
専門家によると、バイデン氏が撤退を決めた場合、民主党の代議員たちが党大会で新たな候補を選出する必要があります。その場合、カマラ・ハリス副大統領が最有力候補となる可能性がありますが、他の候補が浮上する可能性も否定できません。
この問題は、アメリカの政治システムの柔軟性と、高齢化する政治指導者の課題を浮き彫りにしています。今後の展開が注目されます。"