都知事選、フェイク画像で候補者誤情報拡散―注意喚起
"東京都知事選が近づく中、SNS上で候補者の虚偽情報を含む加工画像が広まっています。これに対し、日本ファクトチェックセンターは厳重な警告を発しています。
特に注目されているのは、現職の小池百合子氏を示す「カイロ大学首席卒業」という内容の幕の前で演説しているとする加工画像です。JFCの調査により、この幕は元々無地であり、画像は後から加工されたことが確認されました。この画像はX（旧ツイッター）で広まり、数千回以上リポストされ、多くのネットユーザーの目に触れています。
また、蓮舫氏に関しては、「尖閣諸島は日本の領土ではない」という趣旨の加工画像が拡散されている事例がありますが、これもJFCによって誤情報であるとの判断が下されています。実際には、蓮舫氏が尖閣諸島とは無関係の質問に回答している場面が加工されたものでした。
JFCは、フェイクニュースが意図せず大きな社会的影響を及ぼす可能性があることを警告し、特に選挙のような重要なイベント期間中の情報検証の重要性を強調しています。都知事選に向け、正確な情報の確認と共有が求められています。"
