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アジア大会会場の改修工事、入札不調で半年遅れ

" 2026年開催予定のアジア・アジアパラ競技大会の会場の一つ、名古屋市南区の日本ガイシホールの改修工事が、入札不調により半年ほど遅れることがわかりました。
 名古屋市によりますと、老朽化に伴う改修工事の一部、具体的には消火設備やバリアフリートイレの改修工事で入札参加者がなく、不調に終わりました。
 市は入札不調の原因について、「物価高騰や人件費上昇分を十分に反映できていなかった」としています。対応策として、予算を2300万円増額し、再度入札を行う予定です。
 この影響で、当初2025年7月としていた開館時期は、2026年1月に延期される見込みです。
 アジア大会の開催まで2年を切る中、会場整備の遅れが懸念されます。名古屋市は改めて入札を行い、工期短縮に努める方針ですが、今後の進捗が注目されます。"