旧文通費改革、自民と維新が対立
" 自民党の浜田靖一国対委員長は11日、国会議員に月100万円支給される調査研究広報滞在費、いわゆる旧文書通信交通滞在費の改革について、今国会中に成案を得るのは日程的に厳しいとの認識を示しました。
これに対し、旧文通費改革で自民党と合意している日本維新の会の馬場伸幸代表は12日の党会合で、「時間がないからできないというのは通用しない。無責任でうそつきだ」と述べ、今国会中の法改正を重ねて要求。「『うそつき内閣』と言っても過言ではない。約束を破るなら最大限の力で自民を攻撃する」と強く反発しました。
維新は、旧文通費の使途公開と残金返納の義務付けを主張しており、先月末の岸田文雄首相との会談で、立法措置を講ずることで一致していました。これを受け、維新が政治資金規正法改正の自民修正案に衆院で賛成した経緯があります。
自民党と維新の対立が深まる中、旧文通費改革の行方や、参院で審議中の政治資金規正法改正案の採決にも影響が出るのか、注目されます。"
